「オンラインカジノで遊びたいけど、違法かどうかわからないから怖い…」
こういった悩みを抱えている方も多いでしょう。
結論から言うと、オンラインカジノは違法とも合法とも言い切れないのが現状。つまり、グレーラインというわけです。
しかしながら、日本でオンラインカジノで遊ぶと「違法」と言い切れる事例があります。
本記事では、オンラインカジノの違法性や完全に違法になるケースについて解説します。
オンラインカジノで遊ぶと100%違法になるケース
・カジノが認められていない国のオンラインカジノ
・日本国内のオンラインカジノ
・ライセンスを持っていないオンラインカジノ
上記の3つに当てはまる場合は「違法」になります。
日本で安全にオンラインカジノで遊ぶには?
日本で安全にオンラインカジノで遊ぶには「カジノが認められている国で運営されているライセンスを持ったオンラインカジノ」でプレイすることです。
この場合には違法でも合法でもない、グレーラインで遊べます。
しかし、「なぜグレーラインなのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
なぜ日本でオンラインカジノを遊ぶことがグレーラインと言い切れるのか、法律面から解説していきます。
日本でオンラインカジノで遊ぶことがグレーと言われる理由と根拠
まず大前提として、賭博が認められている国でライセンスを取得してオンラインカジノを運営することに関しては全く問題はありません。
そこで論点となるのは「日本で」オンラインカジノで遊ぶという点。
海外で運営されているオンラインカジノに「日本から参加している」から「日本で賭博をしている」という見方ができますよね。
一方で「日本人が海外のカジノ」で遊んでいる、つまり「旅行先でカジノで遊んでいる」と同じような見方もできます。
従って、日本人が日本国内でネットを使って海外のオンラインカジノで遊ぶことに関しては厳密な定義や法律がありません。
そのため、現時点(2022/11/25)では100%違法とすることはできないわけです。
それゆえに、オンラインカジノで遊ぶことはグレーラインとされています。
日本でのオンラインカジノを利用したことによる逮捕事例は1件
「適切に遊べばオンラインカジノをプレイしても違法ではないのでは?」と思いますが、実はそうではありません。
実は過去にオンラインカジノで遊んでいた日本人男性が3人逮捕された事例があります。
しかしながら、この一件は不起訴処分となりました。
なぜ逮捕されたのか?やっぱり違法?
逮捕された人たちが利用していたオンラインカジノは前述した通り、何の違法性もありませんでした。
しかし「日本人ディーラー」を起用しており営業時間も日本時間に合わせたものでした。
この2点から「日本人向けに作られているオンラインカジノ」と判断されて逮捕に至ったと思われます。
逮捕されただけで最終的には不起訴処分となっている点からオンラインカジノが「違法」と判断されたわけではありません
なかば強引な逮捕だったので、オンラインカジノが流行っている状況から考えるに世間にけん制したかったのではないかと思います。
結果的に逮捕はされたものの、不起訴処分となったため違法性は認められなかったというのが事実です。
まとめ
日本で合法的に運営されている海外のオンラインカジノで遊ぶことはグレーライン。100%違法性がない、または逮捕されないというわけではありません。
しかし不起訴になった例やオンラインカジノを裁く法律がないことから、違法性があると判断されるケースは極めて低いでしょう。
個人がひっそりと趣味の範囲で遊ぶ分には問題ないというのが現状です。